牛乳は飲んだ方が良いか

先日、道の駅で「金箔ソフトクリーム」というものを発見しました。

最初は、金箔に見える食べ物だと思っていましたが、
どこにもそう書いていないので店員さんに聞いてみると、本当に金箔とのこと!
金箔が食べられるとは、初めて知りました!
ソフトクリームの気分じゃなかったので食べませんでしたが、どんな味なのか??

私としては、生体への作用も気になるので調べてみましたが、
金は人体に良くも悪くもないようです。
物質としては鉱物なのでミネラルと言えますが、
人体に有用や必須のミネラルではないということですね。

よく考えると、カルシウム、マグネシウムとか、銅、鉄といった、
16種類の鉱物(ミネラル)が人体に必須で、良い働きをするということことも、何だか不思議ではあります。
鉱物がないと、生きていけないわけです。
ふだん、おそらくそういう自覚はないですよね?

やはり、人間は自然環境の一部であり、
自然と一体化して生きていくことがいちばんなのだなぁと思います。

あ、ただし、「牛乳飲んでカルシウム取るぞー」とかは、絶対に思わないでください!
牛乳を飲むことは、ほとんど害しかありません。本当です。
迷信やトンデモではなく、あらゆる事実やデータがそう言っています。
牛乳を飲めば飲むほど、骨が弱くなります。

まずそもそも、離乳してから乳を飲む動物は、人間だけです。他にいますか?
だから、どんな動物でも、離乳期を過ぎたらすぐに、
乳糖を分解するラクターゼという酵素が不活性に(出なく)なります。

しかし、人類の中である一部の集団だけは、ラクターゼの活性が大人になっても落ちません。
それは、北ヨーロッパに住む人たちです。
その地域は、とても自然環境が厳しく、農作物が十分に取れなかったので、
牧畜が発達し、動物の乳も貴重な栄養源でした。
そうした食生活を長い間続けた結果、その人たちはラクターゼの活性がずっと維持されるようになったわけです。

しかし、全ての哺乳類にとって、離乳期を過ぎてから乳を飲むのはふつうに不自然です。
まして、これだけ自然環境や食べ物に恵まれた日本に住む私たちが、わざわざ飲むようなものではありません!
いわば非常食なのですからね。

「じゃあ、なんで牛乳が給食に出てきたりスーパーで売ってるんですか??」
と思うと思いますが、この辺は話すと長くなるので、またの機会にします。
国や大手企業がやっていることだから間違いない、なんてもしも思っているとしたら、
あなたの健康も、財産も、どんどん奪われていくでしょう。間違いありません。
ぜひ、自分自身で勉強して考える習慣を身に付けていただきたいと思います。

あと、牛乳に限らず、カルシウムというミネラル自体、
取り方にとても注意を要する、大きなリスクも含むものです。
カルシウムは取り方を間違えると、体に大きな害も及ぼします。[カルシウムパラドックス]
この辺りも、また機会を改めてお伝えしますが、
とりあえず、カルシウムだけをむやみやたらと取ろうとするのは絶対に止めた方が良いです。

あまり面倒なことを考えなくても、
昔ながらの和食を中心にしていれば、問題ありません!
また、たまに体に悪くて美味しいものを食べても、半分以上は体に良いことをしていれば、
まあ良いんではないでしょうか!? 私はそう思っています。

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こんにちは 健康管理士の山崎秀隆です。
元オーガニック食品業界に勤めた経験と、食と健康について広く学び実践してきたことを、皆様の実生活に役立つようにわかりやすくお伝えします。
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